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ねんがんのWebユーザビリティテストに参加した

CSS Happylifeの平澤君が既にかなりまとめているけれど、自分も初参加だったのでそれに追記するような形でユーザビリティテストでの発見や個人的な感想をメモ。

あ、ちなみにこのブログはアクセシビリティのことを主に取り扱おうとしていますが、このエントリーはユーザビリティのエントリーになってしまっていますので気をつけてください。(今思えば酷いややこしさだ……。)

「私は分からなかったけど、きっと他の人なら大丈夫なんだと思います。」

という感想を言う人が何人もいた。
「私はパソコンは得意じゃないから、目的のページにたどり着けなかったけど、他の人ならこれぐらい大丈夫。」という感じの感想が多かった。その「得意な人」が現われることはあまり無いわけで……。

「パソコンが得意な人」層がターゲットになることなんて滅多にないね。

一番クオリティを感じていたデザインが一番問題が出てしまった

デザイナーの力作で、クライアントも納得で、自分みたいな別部署の人間が見ても「これすごいね」というデザイン。でもそのデザインが、一番ユーザビリティテストでは問題が多く出た。
利用者のことを無視して、クライアントが求める「格好よさ」を求めすぎた…ってほどでもないのに沢山問題が出た。好みはとらえていたようだけど。

自分達で予想できる問題しか出なかったら、ユーザビリティテストをやる意味ないからなぁ。と、自分達以外の人でテストをやることの重要性を実感した。
ユーザビリティテストの実施頻度が更に上がっていったら、デザイナー(だけじゃないけど)は大変なことばかりだ。

フォームの半角全角

「郵便番号は半角数字で、住所は全角で」という入力フォームはよくある。あるある。
でも郵便番号を全角で入力してしまう人があまりにも多かった。
この要求は厳しすぎることがあるのかもしれない。

「今打ち込んでいる数字が半角か全角か見た目で判断する」技ができる人はかなりパソコンの達人だ。
こういう系の業界でもたまーに居るじゃないか、メールとかで数字がなぜか全角を多用する人が……。

フォーム関連は機能次第でまだまだ改善できそうだとも思った。

ユーザビリティテストに必要なもの

ソフトウェア的な話では、ちょっといいデュアルコアCPUのPCに、WindowsMediaEncoderでもインストールしてスタンドマイクを使えばとんでもなく安価に画面キャプチャーと録音の環境を作ることができると思う。(ちょっといいICレコーダーを一度使ってしまうとPC用マイクで代用は難しいかも?)
妄想を膨らませれば遠くにいる人にユーザビリティテストをさせることもできるかもしれない。

ただ、いくら完璧な画面キャプチャーの環境を作っても、普通にヒアリングを録音したもののほうが価値があって(後で見たときに状況の再現度が高い)、更にそれよりも全体をビデオカメラで録画したもののほうが価値があるようだ。

アイトラッキングツールを用意するなんて話も昔あったけど、あまり必要ないと思った。
あれはあくまで画面キャプチャーの延長でしかないので、あのコストを支払うならこの下に書いてある「協力者」を沢山雇ったほうがいい。
個人的にアイトラッキングにはかなり興味があるんだけどね!

そして当然な話だけど一番必要なのが「協力者」だと実感した。
Web制作会社の場合「クライアント」にユーザビリティテストの必要性を感じて、納得してもらわないとそもそも計画を進められない(まぁここはこちらの腕の見せ所なのだけど)。その上で「テストを行ってくれる協力者」も探さないといけない。あとからやることになったら納期も見直さないといけない。

個人だったら兄弟とか友達で簡単にテストできそう。

「クライアント」でもユーザビリティテストができるかもしれないけど、ターゲット層と年齢や性別が違ったり、デザイン確認とかで既にネタバレされていたらテストはできない。(初見でないとあまり意味がないみたい、テスト開始の瞬間まで画面を見せてあげないので)

あとはサイト制作のメンバー全員と、「クライアント」にユーザビリティテストの結果を共有しないといけない。
(関係者全員立ち会ってもらったら一番いいのだけど、人数が何十人になってしまう。)
テストで得た要点をできるだけまとめながらも、その場の雰囲気を伝えないといけない。
雰囲気を伝えることができた後にやっと、改善策を話し合える段階になると思う。(←今ここ)

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